おじさんは目をぎらぎらさせて
ボクをつかまえようとしました

そのかおはとてもこわくて、そう、
よそのおねえちゃんの
うえにのっかっていじめている時と
おなじかおでした

ボクはひっしににげだしながら
にぃにをよびました



すると、おじさんとボクのあいだに
にぃにが まるで風のように
とびこんできました

にぃに…たすけにきてくれたの?


にぃには ずっとおおきなからだの
おじさんねこと互角にたたかって
傷だらけになりながら、とうとう
追い返してしまいました
「にぃに……
 アリガト、たすけにきてくれて…
 ボク、にぃににきらわれたかと
 おもって、さびしかったの」

かぴかぴのしっぽと
なおりかけたちいさなきず

ちょっとみなかっただけなのに、
にぃにはまたおとなのねこに
近づいているようにみえました

「こっちにきて、
 ひさしぶりにけづくろいしてあげる」


にぃには ボクをじっとみて







こく、とちいさく喉をならしました
もどりゅ  まえのぺー つぎいく

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